酒井ゆうじプロデュース ゴジラ全集3rd.
バンダイ 2006年



このシリーズも今回で第三弾。
延期などもあって、発売はほぼ年一回というスローペースですが、その分クオリティが更に高くなってきています。
初代ゴジラを最後に回したのはこれを見越しての事か?と勝手に思ってみたり。
全7種+シークレット1種。



怪獣大戦争

 

某有名漫画キャラのポーズ 「シェー」 を披露する、"怪物01" こと大戦争ゴジ。
劇中ではX星人、特に波川女史や統制官が強烈な存在感を放っていましたが、このシェーゴジラもかなりのインパクトが。
悪役から三枚目までどんな役柄(?)でもこなすゴジラさんは凄いな。




大きめの画像でもう一度シェー。


ちなみに3rd.のシークレットは、この 『怪獣大戦争』 のモノクロ版。
今回も箱買いしましたが、またしてもお目にかかることが出来ませんでした。うーむ、三回連続で外すとは…。
まぁ、このシリーズの魅力は造形そのものにあるわけですし、色が違うだけの物を躍起になって手に入れる必要はないですよね。
べ…別に悔しくなんかないんだからねっ!



怪獣総進撃

 

キラアク星人の秘密基地をキックで破壊するゴジラ。
ゴジラ達が "怪獣ランド" で人間に飼育されていたり、11怪獣が一箇所に集まったり、何かと見所の多い作品です。
10対1でボコボコにされてしまったキングギドラはちょっと可哀想でした。


 

ベースに隠れて顔が見えづらいので、総進撃ゴジを単体で。
元気の良さが伝わってくる動的なポーズです。




壊されたキラアク星人基地。
ゴジラの足で隠れてしまいますが、亀裂もきっちり造形されています。



地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン

 

ガイガンとの戦いで負傷しながらも戦い続けるゴジラ。
スーツは 『怪獣総進撃』 と同じ総進撃ゴジですが、怪我のせいか若干厳しい表情に見えます。
ベースには "世界子供ランド" の怪しげなキノコ型建造物も。




額と右肩には痛々しい流血表現が。
時代の要請…なのかどうかは分かりませんが、この頃のゴジラはやたらと血を流していて大変そう。



メカゴジラの逆襲

 

メカゴジラの猛攻をこらえ、反撃の機会をうかがうゴジラ。
他のラインナップに比べるとシーンの選択が地味な気がしますが、造形面に手抜かりはなし。


 

スーツは歴代で最も柔和な顔を持つメガロゴジ。
しかし、 『メカゴジラの逆襲』では劇中のシリアスな雰囲気を反映してか、若干キツめの眼付きになってます。
こうして色々な角度から撮ってみると、意外なほどカッコイイ…メガロゴジなのに(失礼)。



ゴジラvsモスラ

 

映画の終盤、みなとみらい21でモスラ成虫・バトラ成虫を相手に戦いを繰り広げるゴジラ。
ゴジラの体表とベースには、モスラの鱗粉を表現した金属粉(?)がまぶされており、光を反射して美しい効果を出しているんですが
残念ながら写真では全く分かりませんね…。機会があれば、是非実物を手にとってみてください。


 

 

酒井氏もお気に入りというバトゴジ。単体で見ても非常にカッコ良くまとまっています。
ベースの水面はクリア成型、帆船はマストが一本一本別バーツという凝り様。



ゴジラ2000ミレニアム

 

エンドロール直前、オルガを倒した後もなお熱線で東京を破壊し続けるゴジラ。
ベースのビル街、ゴジラ本体共にかなりのボリュームです。箱が明らかに他より重いので、判別もしやすいかと。


 

前傾姿勢がよく似合うミレゴジ。裂けた口と刺々しい背ビレが良いですねぇ。

『ゴジラ2000ミレニアム』 はファンにもあまり評判がよろしくなく、確かに良作とは言い難い映画なんですが(地味だし)、
個人的には結構好きで、今でも時々無性に観たくなります。何かしら心の琴線に触れるものがあったんでしょう。


 

ゴジラの体で見えない部分も丁寧に作り込まれたベース。オレンジ系の塗装で炎が表現されています。


 

下からのアングルで撮ると巨大感満点。
やはりゴジラは街を壊す姿が一番サマになる、と思う。


 

第1弾の84ゴジラに続いて、さりげなく立っているバンダイの看板。



ゴジラ FINAL WARS

 

南極の "エリアG" が新・轟天号により破壊され、氷の中から復活するゴジラ。
人類の敵でもあり、X星人に対抗するための最後の切り札でもあるという微妙な立場なのです。


 

引き締まった四肢から敏捷さがうかがえるGFWゴジ。
天を仰いだ大胆なポーズながら、どこから見ても自然に仕上がっているのは流石。


 

南極でゴジラを封印していた、"エリアG" のドーム施設。
残骸パーツで見えない部分まで細かく造られています。

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