究極大怪獣 アルティメットモンスターズ ゴジラ2 バンダイ 2008年 |
『アルティメットモンスターズ』シリーズに、早くもゴジラの第二弾が登場。 今回もクオリティは高水準ではあるものの、バージョン違いが多用されているため、新作は実質2種しかないという奇妙な事態に。 色々と大人の事情があるんでしょうけれども、これでは正直パワーダウンしていると言わざるを得ません。 第一弾が素晴らしい出来だっただけに、もう少し頑張って欲しいところ。 全5種。 ◆1. ゴジラ2002 『ゴジラ×メカゴジラ』に登場したゴジラ、通称「機龍ゴジ」。 機龍に向かって吠える姿をイメージしたと思われる前傾姿勢で立体化されています。 顔の造形は良く出来てると思うんですが、ちょっと似ていないような。 首が太過ぎるのと、眼のペイントのせいかな? 背ビレは今回も一枚一枚が別パーツ。 体表のディテールもやはりスミ入れが施され、立体感が強調されています。 ◆2. ゴジラ2002 (最終決戦Ver.) 機龍&茜による捨て身の零距離アブソリュート・ゼロを受け、重傷を負ったゴジラ。 胸部以外は1.と全く同様です。 続編『東京SOS』での傷が塞がった状態ではなく、負傷直後の傷口を再現しているのは貴重かも。 欲を言えば、腕や眼の怪我も再現して欲しかったところではありますが。 ◆3. メカゴジラ2002 『ゴジラ×メカゴジラ』版のメカゴジラ、三式機龍。 これはバックユニットと腕部レールガンを装備した「重武装型」と呼ばれる状態。 非常にシャープで劇中そっくりな造形が嬉しいですね。 眼は暴走状態の赤色。写真ではよく見えませんが、口内の二連装メーサー砲も造形されています。 ゴジラ同様に背ビレは一枚ずつ別パーツ化されており、組み立ては大変ですが精密な仕上がりに。 左胸の「MFS-3」のマーキングが無いのが惜しい。 ◆4. メカゴジラ2002 (アブソリュート・ゼロ展開Ver.) こちらは、バックユニットとレールガンを排除した「高機動型」と呼ばれる状態。 機龍本体は3.とほぼ同じものですが、胸部ハッチが開き、絶対零度砲「アブソリュート・ゼロ」が露出した状態に。 胸部をアップで。今も昔も東宝特撮の世界では冷凍兵器が最強なのです。 劇中でまともに命中することは結局ありませんでしたが、アブソリュート・ゼロが敵を粉々にする様が見たかった気もするなぁ。 眼は通常状態の黄色で塗装されています。 こちらの高機動型はバックユニットが無い分、本体の造形が観察しやすいですね。 各部のチューブやワイヤー状のディテールが緻密で良い感じ。 脚部もシャープな仕上がり。足の裏まで忠実に再現されているのが嬉しい。 ◆5. 改造ガイガン2004 大方の予想通り、第一弾のガイガンをリデコしたパワーアップ・タイプが登場。 ノーマルのガイガンが素晴らしい出来だっただけに、今回もクオリティは保証済み。 頭部のツノやキバ、コルセット状のパーツと腕部の巨大なブラッディ・チェーンソーは新規造形。 ますますニラニラしてカッコイイですね。(?) PVC製のため、チェーンソーが若干曲がり気味なのが残念。お湯につけて直せばよかったかな。 懲りずに眼を擬似発光させてみる。 ノーマルのガイガンと並べると、カラーリングがかなり暗めに変更されているのが分かります。 キレイなガイガンも良いですが、今回の使い込まれた質感もシブくて良いですね。 |
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