ディフォル名鑑 ゴジラ激闘集! バンダイ 2005年 |
ゴジラ食玩の定番といえば、ほぼ毎年出ていたような気がするソフビ製の指人形ですが 『ディフォル名鑑』という新カテゴリで、ヴィネット風のフィギュアに進化。ディフォルメされた『名鑑シリーズ』という感じ(まんまだ)。 外見の可愛さとは裏腹に、随所にマニアックなこだわりが見られて意外と侮れません。 全12種。そういえば、『激闘集!』と言いながら三分の一が戦ってないぞ。 ◆ゴジラ(1954) やはり一つ目は初代ゴジラ。和光ビルの隣に立つ有名なスチルを立体化しています。 ビルの造形が意外と細かくて嬉しい。これは良いビルです。 こちらはシークレット…ではなく、玩具雑誌『HYPER HOBBY』2005年1月号の付録「ゴジラ1954 スモーククリアバージョン」。 『激闘集!』の本発売に先駆けたプレビュー版という扱いで、この時は『2005 ディフォルメイカン』という仮の商品名がついていました。 単体で見るとあまり面白味のない仕様ですが、ノーマル版と並べると何となく得した気分に。 ◆ゴジラの逆襲 大阪城でのゴジラとアンギラスの戦い。 実際は殺るか殺られるかの真剣勝負ですが、ディフォルメだとじゃれ合ってるように見えなくもない。 思いっきり暴れてるポーズなのでアングルが決めづらい。 大阪城も良く出来てますが、ちょっとスミ入れが濃いかな。 ◆キングコング対ゴジラ 氷山から復活するゴジラ。某巨大猿が大人の事情で商品化できないので、キンゴジはいつも単体。不憫です。 クリア素材に塗装することでいかにも氷っぽい質感になっており、涼しげです。 左下の黄色い部分はシーホーク号の標識液を表現してるんでしょうか。凄いこだわりだ… ◆ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘 ゴジラがエビラの鋏を喰いちぎるシーンを再現。酷い目に遭ってるのになんだか楽しそうなエビラ。 これもクリアで成型の上から塗装されており、海面がキレイに表現されています。手抜きがなくて良いなぁ。 ◆怪獣島の決戦 ゴジラの息子 ゴジラの頭の上ではしゃぐミニラ。 ミニラはデフォルメされてもやはり老け顔ですが、これはこれで可愛いかもしれない… 息子ゴジが妙に気合の入った造形。 ◆ゴジラ対ヘドラ へドラと組み合ったまま放射能火炎で飛行するゴジラ。 クリア成型で放射能火炎を再現、左目はちゃんと負傷した状態になってます。 これはイイ…今回一番お気に入りかも。 ◆ゴジラ(1984) カドミウム弾を撃ち込まれ、新宿住友ビルで活動を停止したゴジラ。 ほとんどビルがメインという思い切った構成です。 ビル中央あたりに吹き付けられている銀色はサーチライトの表現? ゴジラはちゃんと眼をつぶってます。お見事。 ◆ゴジラvsスペースゴジラ スペースゴジラの超重力波「グラビ・トルネード」で空中に持ち上げられてしまったゴジラ。 さすがに一体成型で再現するのはちょっと厳しいか… 例によって写真ではほとんど分かりませんが、クリア成型の上からパールが吹き付けられた結晶体がとても綺麗。 ◆ゴジラvsデストロイア デストロイアの尻尾で首根っこを挟まれ、そのまま引き摺られてしまうゴジラ。 映画終盤のデスゴジは痛々しくて、観てて可哀想になってきますが、これには何とも言えないユーモラスさが漂ってますね。 デストロイア正面。凶悪ですが、どことなく面白い顔に。 ◆ゴジラ×メガギラス G消滅作戦 メガギラスの尻尾を掴んで投げ飛ばす体勢のゴジラ。 ゴジラの背ビレで斬られた後なので、メガギラスの左前脚の鋏がちゃんと無くなってます。 ◆ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃 劣勢のバラゴンを容赦なく蹴りつけるゴジラ。ルール無用の残虐ファイトです。 背景の大涌谷も再現されてるのが嬉しいところ。 GMKゴジラの顔はやはり怖いなぁ。 ◆ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS 永田町で戦うゴジラと3式機龍。ベースが円形なのもあってか、どの角度で飾っても結構絵になります。 国会議事堂の残骸も気合の入った作り。 熱い抱擁に見えなくもない。 |
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